

当たり前ですが、公式ホームページにはカリキュラムのスペック(特徴)について良いことしか書いてません。
しかし、本当に知りたいのは、
スペック(特徴)に見合った実績が出ているのか?
つまり
ちゃんと合格実績があるのか?
この記事では、そのような悩みにお答えするため、クレアール公務員講座の合格実績を紹介します。
また、現役公務員である僕が、
公務員試験(地方上級試験)合格者の視点から
あらゆる通信講座を徹底比較した上で
合格実績から読み取れるクレアールのメリット・特徴についても分析しています。
ぜひ、さいごまで目を通して参考にしていただければと思います。
ちなみに、公務員講座の比較レビューはこちらの記事で詳しくまとめています。
続きを見る
【2021年保存版】公務員試験合格者がガチでおすすめする通信講座は?(予備校8社を徹底比較)
目次
クレアールの公務員講座の合格率は?
出だしから残念なことを言いますと、
現在、クレアールの公務員試験の合格率は、公表されていません。
もしかしたら、
通学形式の予備校と違い、受講生の受験状況をフォローしにくい
という通信制の予備校ならでは事情があるのかもしれません。
いずれにしても、クレアールの合格率を知ることができないというのが現状なのです。


ご存知かもしれませんが、クレアールの公式ホームページから合格実績を見ることができます。
合格率の代わりといってはなんですが、クレアールの公式ホームページでは「合格体験記」というものが掲載されています。
この合格体験記では、一部の合格者について「採用自治体」と「採用区分」が掲載されているのです。
クレアールの公務員講座の合格実績は?
ただ、公式ホームページの「合格体験記」は、そのままでは、採用区分・職種ごとの合格者数が一目でわかるようになっていません。
それもそのはず。あくまでも「合格体験記」という読み物として掲載しているため、合格実績のデータ化を目的にしていないのです。
当然、一覧表で一目でわかるようにはなっていません。
ということで、この記事では、クレアールの合格実績について一目でわかるように、一覧表を作成しました。
区分・職種 | 行政職 | 心理職 | 技術職 | 公安系 | その他 | 総計 |
国家総合 | - | 8 | - | - | 1 | 9 |
国家一般 | 2 | - | - | - | - | 2 |
国家専門 | 1 | 6 | - | - | - | 7 |
裁判所総合職 | - | 1 | - | - | - | 1 |
地方上級 | 30 | 9 | 6 | 3 | 2 | 50 |
社会人経験者 | 13 | - | - | - | - | 13 |
地方初級 | 1 | - | - | - | - | 1 |
国家(その他) | 1 | - | - | 2 | 1 | 4 |
総計 | 48 | 24 | 6 | 5 | 4 | 87 |
※クレアールの公式ホームページの「合格体験記(2019年)」をもとに当ブログで作成。合格先が複数ある場合、代表的なもののみカウント。
表の見方としては、
- タテ軸が試験区分
- ヨコ軸が職種
- 数字が合格者数
となっています。
クレアールの合格実績からわかることは2つ
では、この表からは、クレアールの公務員講座のどのような特徴が読み取れるのでしょうか?
心理系・福祉系に圧倒的な強み
まず1つ目として、クレアールの合格実績から読み取れるのは、
通信講座でありながら、心理系・福祉系の公務員試験に非常に強い
ということです。
具体的に、クレアールの場合、「心理職・福祉職」については、
国家総合職
裁判所事務官(総合職)
で多数の合格実績が出ています。
区分・職種 | 行政職 | 心理職 | 技術職 | 公安系 | その他 | 総計 |
国家総合 | - | 8 | - | - | 1 | 9 |
国家一般 | 2 | - | - | - | - | 2 |
国家専門 | 1 | 6 | - | - | - | 7 |
裁判所総合職 | - | 1 | - | - | - | 1 |
地方上級 | 30 | 9 | 6 | 3 | 2 | 50 |
社会人経験者 | 13 | - | - | - | - | 13 |
地方初級 | 1 | - | - | - | - | 1 |
国家(その他) | 1 | - | - | 2 | 1 | 4 |
総計 | 48 | 24 | 6 | 5 | 4 | 87 |
※国家総合職合格者の多くが裁判所総合職にも合格しているため、裁判所総合職合格者は表の数よりも多くなります。

「心理系・福祉系」に強みがあるというのがクレアールの大きな特徴と言えるでしょう。というか、通信講座メインの他の公務員予備校と比べたとき、「心理系・福祉系」に特化したカリキュラムがあるのは、クレアールしかありません。
予備校名 | 行政職 | 技術職 | 心理職 | 公安系 | 社会人 | 高卒 |
クレアール | 13 | 1 | 5 | 1 | 3 | 3 |
アガルートアカデミー | 5 | ー | ー | ー | ー | ー |
ヒューマンアカデミー | 1 | ー | ー | ー | ー | 1 |
スタディング | 3 | ー | ー | 1 | 1 | ー |
ユーキャン | 3 | ー | ー | 1 | ー | ー |
東京法経学院 | 総合カリキュラムなし | |||||
フォーサイト | 総合カリキュラムなし |
ちなみに、クレアールで「国家総合職」対策カリキュラムがあるのは、「心理系・福祉系」だけです。
心理職・福祉職以外の
- 行政職
- 技術職
については、「国家総合職」対策講座はありません。
つまり、心理系・福祉系だけは「国家総合職コース」という看板を掲げているのですね。そして、実際に多数の合格実績をあげています。
このことからも、「心理職」試験対策に対する、クレアールの力の入れようがわかります。
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社会人経験者採用にも強い
合格実績からわかるもう1つの特徴としては、
社会人経験者コースに強い
ということです。
区分・職種 | 行政職 | 心理職 | 技術職 | 公安系 | その他 | 総計 |
国家総合 | - | 8 | - | - | 1 | 9 |
国家一般 | 2 | - | - | - | - | 2 |
国家専門 | 1 | 6 | - | - | - | 7 |
裁判所総合職 | - | 1 | - | - | - | 1 |
地方上級 | 30 | 9 | 6 | 3 | 2 | 50 |
社会人経験者 | 13 | - | - | - | - | 13 |
地方初級 | 1 | - | - | - | - | 1 |
国家(その他) | 1 | - | - | 2 | 1 | 4 |
総計 | 48 | 24 | 6 | 5 | 4 | 87 |
しかも、この表では、大卒程度区分で合格している現役社会人も「地方上級」としてカウントしています。つまり、現役社会人の合格者は表の数よりもっと多くなります。
実際にクレアールでは、
社会人コースのみ、論文添削が無制限で受けられる特典
社会人コースをひとくくりにしない、志望先ごとの細かなカリキュラム設定

予備校名 | 行政職 | 技術職 | 心理職 | 公安系 | 社会人 | 高卒 |
クレアール | 13 | 1 | 5 | 1 | 3 | 3 |
アガルートアカデミー | 5 | ー | ー | ー | ー | ー |
ヒューマンアカデミー | 1 | ー | ー | ー | ー | 1 |
スタディング | 3 | ー | ー | 1 | 1 | ー |
ユーキャン | 3 | ー | ー | 1 | ー | ー |
東京法経学院 | 総合カリキュラムなし | |||||
フォーサイト | 総合カリキュラムなし |
合格実績から読み取れる社会人経験者の合格数の多さは、このようなクレアールの企業努力の結果と言えるかもしれません。
表面的なスペックと実際の合格実績を見るかぎり、社会人経験者採用で公務員を目指しているのであれば、クレアールがベストだと言えるでしょう。
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その他のカリキュラムはどうなの?
以上から、
心理・福祉系
社会人経験者
これらのカリキュラムでは、クレアールをを選んでおけば間違いないでしょう。
それから、「技術職」についてもクレアールがおすすめです。体系的なカリキュラムを提供しているのは、通信講座のなかではクレアールしかありませんので。
ただ、問題は「行政職」です。
結論からいうと、「行政職」については、クレアールをあまりおすすめしません。
厳密に言うと、クレアールも「行政職」区分でじつにすばらしい合格実績をあげているのですが、個人的にはベストなカリキュラムではないと考えています。
区分・職種 | 行政職 | 心理職 | 技術職 | 公安系 | その他 | 総計 |
国家総合 | - | 8 | - | - | 1 | 9 |
国家一般 | 2 | - | - | - | - | 2 |
国家専門 | 1 | 6 | - | - | - | 7 |
裁判所総合職 | - | 1 | - | - | - | 1 |
地方上級 | 30 | 9 | 6 | 3 | 2 | 50 |
社会人経験者 | 13 | - | - | - | - | 13 |
地方初級 | 1 | - | - | - | - | 1 |
国家(その他) | 1 | - | - | 2 | 1 | 4 |
総計 | 48 | 24 | 6 | 5 | 4 | 87 |
どちらかといえば、「行政職」での受験を予定している人には、
法律系の講座にかなり強い(司法試験・国家総合(行政職)での合格実績あり!)
講義・テキストの内容がかなり濃い(担当講師が直接テキストを作成!)
という理由から、クレアールよりもアガルートの方を個人的にはおすすめしています。
アガルートアカデミーの公務員講座については、こちらの記事で詳しくレビューしています。
そして、クレアールよりもカリキュラムの費用が安い、つまり、コスパが高いのですね。
予備校名 | コース名 | 価格 |
クレアール | 合格目標 1年合格 地方上級(全国型)コース | 265,000円 |
アガルートアカデミー | 地方上級・国家一般職カリキュラム | 219,000円 |
ただ、これはあくまでも、一人の公務員試験合格者である僕の「主観的な」意見です。
どちらが良いかは、リアルな口コミなども参考にしながら決めるのがよいでしょう。
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アガルートの公務員講座の口コミまとめ
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クレアールの公務員講座の口コミまとめ
続きを見る
また、この記事で書ききれなかったクレアールの特徴については、こちらのレビュー記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしていただければと思います。
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【2021年最新】クレアールの公務員講座を徹底レビュー
続きを見る
まとめ
クレアールの合格実績を簡単にまとめると、
クレアールの自社PRと実績はほとんど一致している
と考えて問題ないでしょう。
つまり、
心理系・福祉系
社会人経験者採用
これらの区分で公務員試験を受けるのであれば、クレアールで間違いないでしょう。
ただ、いくらカリキュラムが充実していようと、最終的には個人的な「相性」も重要です。
できれば、いきなり本申込みするのではなく、無料の授業などで実際に体験してみるのがベストです。

幸いなことに、クレアールでは無料の体験授業があります。まずは資料請求してみて、無料講義を体験してみてはいかがでしょうか?

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