スタディングって、最近テレビCMとかでよく見るけど、実際のところどうなんだろう?

MR.K
この記事では、現役地方公務員である僕が、公務員試験合格者の視点から
スタディングの公務員講座の特徴
スタディングの公務員講座はどのような人にオススメか?
について徹底解説してみましたので、ぜひとも参考にしてみてください。
ちなみに、公務員講座の比較レビューはこちらの記事で詳しくまとめています。
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スタディングの公務員講座にはどのようなものがあるの?
現在、スタディングで開講されている公務員講座は、
の5つがあります。
地方上級・市役所 一般知能速習コースは、その名のとおり、「一般知能」の学習に特化したコースであるため、
- 一般知識(人文科学・社会科学・自然科学)
- 論文
- 面接
などがカリキュラムに含まれていません。
「一般知能」とは?
一般知能とは、公務員試験の中で主に次の出題区分を指すものとされています。
- 数的処理(数的推理/判断推理/空間把握/資料解釈)
- 文章読解(現代文/英文/古文)
ちなみに、地方上級・市役所 教養合格コースは、大学3年生向けの学習期間が2年間のタイプと大学4年生や既卒者向けの学習期間が1年間のタイプがあります。
スタディングの公務員講座のメリット
安さがダントツ1位
スタディングには、数ある公務員試験対策の通信講座の中で、
というメリットがあります。
各通信講座の「地方上級試験」対策講座の料金比較
他の通信講座の多くが20万円以上するのにたいして、スタディングの地方上級・市役所コースの値段はわずか54,780円とダントツで安いですね。
なぜこれほどスタディングが安いかというと、
などがカリキュラムに含まれていないのが大きな理由でしょう。
たしかに、これらのサービスがないのは、これからはじめて公務員試験の勉強を始める人にとっては少し頼りないかもしれません。
もしこの点について心配であれば、
などを利用するなど、何らかの形で添削や模擬面接が受けられるようにする必要があるでしょう。

MR.K
いずれにしても、同じようなサービス内容のユーキャンと比べても、スタディングの値段の安さは際立っていますね
とにかく「料金」重視で公務員試験対策をしたいのであれば、スタディングの通信講座はオススメです。
スタディングの公務員講座のデメリット
つぎに、スタディングのデメリットについて解説します。
質問が3回しかできない
まず、スタディングは、
このデメリットは、他の通信講座とくらべると際立ちます。

MR.K
乱暴に言うと、スタディングは基本的に動画配信だけの、一方通行的なスタイルの通信講座なのですね。
真剣に講義を聞けば聞くほど、いろんな疑問が湧き出てくるものです。
そんなとき、気軽に質問できないのは、少し不安ですね。
論文・面接対策が弱い
それから、スタディングの公務員講座は、
というデメリットがあります。
具体的に言うと、添削や模擬面接など、アウトプット型の学習がほとんどないのです。
たしかに、論文・面接対策講座もカリキュラムに含まれているのですが、これらはあくまでも、一方通行で講義するだけ。
スタディングのアウトプットといえば、ES添削が1回だけ受けられるくらいでしょう。
これは、クレアール
やアガルートアカデミー
など、価格帯の高い通信講座が、
などを、ほぼ無制限で受けることができるのに比べて劣るところです。

MR.K
論文や面接に自信がないのであれば(ほとんどの人がそうだと思いますが)、論文試験・面接試験対策がしっかりと充実している通信講座を申込むことを強くおすすめします
たしかに、アガルートアカデミー
やクレアール
だと、どのカリキュラムも10万円〜と割高です。
しかし、目先のお金をケチった結果、公務員試験に合格できなければ、もともこもないですよね?
というわけで、個人的には、多少高くてもいいから、論文や面接対策がしっかりとしている(プロの講師からフィードバックが得られる)通信講座に申込むほうをオススメしています。
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専門試験対策がない
また、
スタディングは、すべてのカリキュラムで専門試験対策がありません。
つまり、新規学卒者であろうと社会人であろうと、スタディングのカリキュラムが対象としているのは、あくまでも教養試験のみの自治体ということなのですね。
しかし、実際は、地方上級や市役所であっても、多くの自治体では専門試験が出題されることがほとんどですよね。
そうなると、当然、スタディングのカリキュラムだけで対応できる自治体は限られてきます。
もし、受験しようとしている自治体で専門試験が出題されるのであれば、
スタディングではなく、専門試験対策がしっかりしている他の通信講座に申込む
スタディングと並行して、他の予備校の単科講座などで専門試験の対策をする
などの対応が必要でしょう。
ちなみに、
がオススメですよ!
スタディングの公務員講座はこんな人におすすめ
個人的には、全体的にメリットよりもデメリットの方が際立っている印象のスタディングです。

MR.K
条件は限られてきますが、次のような人には、スタディングをオススメできると考えています。
①公務員試験の学習経験者
過去に一度ガッツリと公務員試験の勉強をしたことがある人
このような人が、勉強しなおす目的であれば、スタディングは非常におすすめです。
デメリットのところでも触れたように、スタディングは、質問の回数が限られていたり、論文や面接対策が弱かったりします。
そのため、初学者にはなかなか手放しにおすすめできるものではありません。
しかしながら、過去に一度でも公務員試験対策の勉強をしたことがあるのであれば、話は別です。
スタディングでは、アウトプット型のカリキュラムがほとんどない反面、圧倒的に安い料金でひととおり学習することができるのです。
初学者に手取り足取り教えてくれるような予備校で、もう一度基礎から学びなおす必要がないのであれば、スタディングを検討する価値ありです。
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