待遇

県庁職員の僕が「地方公務員は地方の勝ち組だ」と思う7つの理由

2020-10-16

地方公務員って「勝ち組」なのかなぁ?
公務員に転職したいけど、本当に今よりも待遇が良いのか不安
MR.K
このようなお悩みに、現役地方公務員の僕がお答えします!

この記事の執筆者

MR.K

現役の県庁職員

30代前半で年収500万円以上

年間休日は140日以上

少なくとも「地方都市」のなかでは、地方公務員は完全に「勝ち組」

これが、現役の県庁職員である僕の正直な意見です。

たしかに、地方公務員の仕事はつまらないし、やめたいと思う時もたまにあります。

それでも、待遇という点では地方公務員は、地方では明らかに「勝ち組」であると感じています。

民間企業で働く妻

自営業の知人

彼らの話を聞けば聞くほど、この考えは強くなってきています。

この記事では、地方公務員である自分がいかに恵まれているか感じた7つの理由についてお伝えしたいと思います。

ちなみに、当たり前ですが、

地方公務員になるには採用試験に合格すること

が必要です。

そして、

確実に合格するためには、公務員予備校に通うこと

が欠かせません。独学では確実に合格できる可能性は下がってしまいます。

こちらの記事では、公務員試験の上位合格者として、本気でおすすめできる予備校をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

理由①地方で豊かに暮らせる

地方都市という最強の住環境で、豊かに暮らせる

僕が地方公務員が地方の「勝ち組」だと思う、最大の理由はこれです。

  • 他人との距離がちょうどいい
  • 都市の規模感がちょうどいい
  • 生活コストが低い
  • 通勤のストレスが少ない
  • 自然が豊か
  • 食べ物が安くて美味しい

など、地方都市の良いところをあげたら、きりがありません。

地方都市は生活コストがとても低い

なかでも、

地方都市の生活コストの低さ

には、一番驚いています。

中でも、首都圏と最も差があるのが、住居費の安さでしょう。

たとえば、同じくらいグレードの賃貸マンションでも、地方都市であれば首都圏の1/3〜2/3くらいで住むことができます。

それでいて、「家賃補助」は首都圏の公務員と同じ額をもらうことができるのです。

つまり、地方都市の公務員は、クオリティの高い民間賃貸に信じられないくらい安い家賃で住むことができるのです。

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しかも、土地の値段が安いので、住居費だけではなく、その他あらゆる生活コストも地方都市では安くなります。

感覚としては、

地方都市の年収500万円 = 首都圏の年収1,000万円
くらいあるのではないでしょうか?

地方には高収入の民間企業があまり存在しない

じゃあ、生活コストが低い地方都市で暮らしている人はみんな「勝ち組」じゃないの?

このように思うかもしれませんが、そうでもないのです。

じつは、年収の高い民間企業というものが、地方にはあまり存在しません。

地方公務員よりも高い賃金水準の地方企業といえば、

  • 地銀
  • インフラ系
  • 大企業の地方支店

くらいと、数えるほどでしょう。

その他多くの地方企業は、地方公務員よりもはるかに年収が低いところばかりなのです。

つまり、地方では、公務員の相対的な年収は高くなるのです。

MR.K
「地方」というところがポイントですね!

たとえば、僕の妻が働いている民間企業では、50歳代の管理職でも、多く見積もって年収500万円くらいしかもらえないそうです。

一方、県庁職員であれば50歳代の管理職で、平均的な年収は750〜800万円です。

MR.K
30代前半の僕ですら、すでに年収500万円を超えていますよ
  • 大手上場企業
  • 世界的な外資系企業

たしかに、これら首都圏の企業と比較すると、地方公務員の年収なんてゴミみたいに低く、比べるだけみじめになるだけです。

しかし、「地方」というカテゴリーで考えると、とたんに「地方公務員」という職業は高給取りになるのです。

地方都市の低い生活コスト × 地方公務員の相対的な年収の高さ

この組み合わせこそが、地方都市で豊かに暮らすための秘訣だと考えています。

じつは、地方公務員になってよかったと思うのも、個人的にはこの理由が一番大きかったりします。

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僕が地方公務員になってよかったことと後悔していること

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そして、当然、

地方公務員になって地方で豊かに暮らすためには採用試験に合格すること

が必要です。

そして、

確実に合格するためには、公務員予備校に通うこと

が欠かせません。独学では確実に合格できる可能性は下がってしまいます。

こちらの記事では、公務員試験の上位合格者として、本気でおすすめできる予備校だけをまとめています。

ぜひ、手っ取り早く地方公務員になって、地方都市での豊かな暮らしを体感してみてください。

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理由②自動的に給料があがる

地方公務員が「勝ち組」だと考える理由は、相対的な年収の高さだけではありません。

たとえば、

毎年1回、ほぼ自動的に昇給し続ける

ということも「勝ち組」である理由の1つです。

つまり、地方公務員にさえなってしまえば、いかに仕事ができなくても半永久的な昇給が保証されるのです。

ようするに、ただ長生きすればよいのです。

これだけ「成果主義」の導入が叫ばれている中、なぜ公務員だけ年功序列がなくならないのかという理由については、こちらの記事で詳しく説明しています。

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景気動向に左右されない

なぜ、地方公務員が、自動的に昇給し続けるかというと、景気の動向にほとんど影響を受けないということが理由として大きいでしょう。

つまり、

組織の業績ではなく、条例によって給料が決まる

ということが大きいのです。公務員が、短期的な不況に強いと言われるのはこのためですね。

ここが、民間企業で働くサラリーマンや自営業者と大きく違うところです。

民間企業のサラリーマン

→ たとえ本人の勤務成績が良くても、会社の業績が悪くなれば給料が下がる

自営業者

→ サラリーマンよりももっとシビアで、とたんに収入が途絶えてしまうリスクすらある

このようなことは公務員では、起こりません。

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毎年10,000円の昇給は当たり前

では、具体的に地方公務員だと毎年どれくらい昇給するのでしょうか?

あくまでも僕自身の話ですが、毎年の昇給額は平均して10,000円前後です。

基本給が1万円上がれば、年収ベースで12万円もプラスになりますね

もちろん、自治体や勤務成績にもよると思いますが、年によっては、18,000円ほど昇給したこともありました。

30歳前後の4年間のリアルな昇給額は、こちらの記事で公開しています。

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もちろん、昇給幅は若い方が大きく、年齢を重ねるにつれて小さくなっていくのは事実です。

しかしながら、少なくとも、景気によって給料が下がるということは、ほぼありません。

もちろん、今回のコロナウイルスによる経済不況の影響もほとんどありませんでしたし、今後もおそらくないでしょう。

理由③クビにならない

公務員がクビになることはほとんどありません

民間企業であれば、会社の都合によって、使い捨てのようにリストラされるのはよく聞く話ですね。

自営業だと、会社組織という後ろ盾がない分、さらに厳しいのではないでしょうか?

でも、民間企業のリストラと同じ制度が公務員にもあるって聞いたけど…

たしかに、公務員にも「分限免職(ぶんげんめんしょく)」とよばれる、民間企業のリストラのようなシステムがあります。

しかし、実情をいうと、この制度はほとんど機能していません。

AI化によって公務員の仕事は奪われるよ!
人口減少によって地方は衰退し、公務員なんていなくなりますよ!

もちろん、外側から色々と意見を言うのは自由です。

しかし、役所の内情を知っている身としては、どうしても「公務員の大量リストラ」に対して実感がわきません。三流SF映画のような絵空事にしか聞こえないのです。

コロナウイルス後の状況を見てみれば、公務員がいかに恵まれているかは、誰がみても明らかでしょう。

「犯罪者」でもクビにならない

僕が県庁で働き始めて、もっとも衝撃を受けたのは、

公務員は、罪を犯してもクビにならない

ということです。

「犯罪者」だけではありません。県庁でも、メンタル不調気味の職員がかなりいます。

なぜ、公務員にメンタル休職者が多いのかご存知ですか?

答えは単純で、クビにできないからなのです。

実際に、僕が働いている県庁で「懲戒免職」にならなかったトンデモない職員の話は、こちらの記事で紹介しています。

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理由④休みが取りやすい

地方公務員はとても休みが取りやすい職業です

これはなにも、制度ととして休みがたくさんあるという意味だけではありません。

年間140日の休みは当たり前

では、具体的に地方公務員だと毎年どれくらい休みを取れるのでしょうか?

あくまでも僕個人の話ですが、平均して

年間140日以上

は確実に休んでいます。

詳しくはこちらの記事でまとめていますが、土日祝日と年末年始の6日間は、すべて休みが当たり前

それ以外にも、

年間20日の有給休暇

年間15日ほどの特別休暇

これらもほとんど消化しています。

MR.K
年次有給休暇については、ほぼ毎年必ず15日以上は消化していますよ
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休暇を取得しやすい職場の雰囲気

なぜ、これほどまでに地方公務員が休みを取りやすいかというと

地方公務員の職場は、とても 有給休暇を取得しやすい環境だからです。

まず、そもそも、休みを返上してまでガツガツ働きたいという人が基本的にいません。

それから、ワークライフバランス強化の取り組みとして、年間一定の日数以上、有給休暇を取ることが奨励されています。

ほとんど有給休暇を取っていない職員は、管理職員から休みを促されるシステムになっているのです。

これは本当で、部下の有給消化が低いと管理職員のマネジメント評価が下がるからです。

他の地方企業とくらべても、地方公務員が休みを取りやすいのは間違いないと言えるでしょう。

理由⑤残業代がちゃんとつく

地方公務員であれば、残業をした分だけしっかり残業代をもらえます。

残業したら残業代がもらえるなんて当然のことだと思うでしょう。

しかし、そのような労働者として当然の権利が享受できる地方企業は、一体どれほど存在するのでしょうか?

もちろん、自治体にもよると思いますが、少なくとも僕が働いている県庁では残業代がつかないなんてことはありません。

「サービス残業」はラクに回避できる

たしかに、地方公務員にもサービス残業が存在するのは事実です。

僕が働いている県庁も、例外ではありません。

しかし、サービス残業を回避するのはとても簡単です。

僕も、県庁で働き始めた初期のころは、役所の独特なルールがわからず、サービス残業をしてしまったこともありました。

しかし、今となっては、そのようなことはありません。

サービス残業の回避方法は、こちらの記事でも詳しくまとめていますが、たとえば、

毎日ちょこちょこ残るのではなく、週イチでまとめて大残業する

などすれば、残業代をまるまるもらうことができるのです。

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現職の県庁職員が明かす!地方公務員のサービス残業の実態と対策

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理由⑥福利厚生が充実している

地方公務員は、地方都市では相対的に年収が高いと言いましたが、じつはそれだけではありません。

給料以外の非金銭的なメリット、つまり、福利厚生もとても充実しています。

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【現役職員が解説】地方公務員の福利厚生はどれだけ手厚いのか?デメリットについても

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休業から復帰しやすい

地方公務員は、とても休みが取りやすい職業だと言いましたが、これはなにも、有給休暇を取りやすいということだけではありません。

1ヶ月〜3年間など、より長期間仕事を離れることができる「休業」も活用しやすい職業だと実感しています。

まず、周りの男性職員の育休取得率がとても高いです。しかも、数日とかではなく、半年〜1年といった長期でです。

MR.K
僕自身、1年以上育児休業を取っていましたよ
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【体験談】「公務員は休業制度を活用しやすい職業だ」と思えた5つの理由

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それから、「自己啓発休業(じこけいはつきゅうぎょう)」という制度を活用して、大学や大学院に進学している職員も何人か知っています。

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このように、様々な休業制度が用意されていて、しかも実際に活用しやすいのも、地方公務員の大きなメリットと言えるでしょう。

理由⑦社会的信用が高い

地方公務員になると、確実に社会的信用が高くなります。

ここでいう社会的信用とは、なにも

ムダにちやほやされる

ムダにモテる

といった感覚的な話だけではありません。

金融機関の見る目が変わる

県庁職員になって一番強く実感したのは、

金融機関の見る目が変わった

ということです。

まず、クレジットカードの審査には、一切落ちることがなくなりました。

しかも、頼んでもいないのに30万円とかのキャッシング枠が勝手についていたりします。

学生時代にはクレジットカードの審査にバンバン落ちていたことを思い出すと、まるで神にでもなったかのように思い上がってしまいますね。

それから、かなり有利な条件で銀行から融資を受けられるようにもなりました。

たまに、県庁職員限定のカードローンの勧誘を受けることがありますが、誰でも加入できるカードローンと比べるとありえないくらい低い返済利率が設定されていることに驚きです。

年収1億円のベンチャー企業の社長(来年は無一文かもしれない)

年収500万円の地方公務員(40年間コツコツと1.5億円くらいを確実に稼いでくれる)

どうやら、後者のほうが、金融機関からは高く評価されているようです。

何かにつけて、社会的信用が高い地方公務員であることの安心感はハンパないです。

まとめ:「勝ち組」の地方公務員になるためには?

今回は、「地方公務員は勝ち組か?」というテーマについて、僕個人の意見をまとめました。

地方公務員がいかに恵まれた職業か、少しはおわかりいただけたでしょうか?

では、なぜ「勝ち組」地方公務員になれる人と、なれない人がいるのでしょうか?

これはなにも、僕をはじめとする多くの地方公務員が特別だからではありません。

ただ採用試験に受かっただけで

「勝ち組」になったのです。

はっきり言って、公務員の採用試験に受かるためには、才能やコネといった特別なものは全く必要ありません

MR.K
僕自身、大学を何年も休学・留年してどうしようもなくなったなか、アラサーで公務員になりましたし

ただ、半年〜1年の間、着々と準備するだけ。それだけのことなのです。

そして、

最も効率よく合格するためには、公務員予備校に通うこと

が欠かせません。

こちらの記事では、公務員試験の上位合格者として、時間がない人にも本気でおすすめできる予備校だけを紹介しています。

ぜひ、自分にベストな方法で、手っ取り早く「勝ち組」になっちゃってください。

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