待遇

県庁職員の僕が「地方公務員は地方の勝ち組だ」と思う7つの理由

2020-10-16

※現在、記事を大幅に加筆修正中です。ご不便おかけいたします※

(フリーランサー)地方公務員なんてもうオワコンね
(意識高い系の公務員)いやいや、地方公務員はぜったいに勝ち組だよ

いったいどちらの主張を信じればよいのでしょうか?

少なくとも「地方都市」のなかでは、地方公務員は「勝ち組」

これが、現役の県庁職員である僕の正直な意見です。

たしかに、地方公務員の仕事はつまらないし、やめたいと思う時もたくさんあります。

それでも、待遇という点では地方公務員は地方の「勝ち組」であると感じています。

この記事では、民間企業のサラリーマンや自営業の知人と何気なく話しをする中、

地方公務員である自分がいかに恵まれているか感じた7つの理由についてお伝えしたいと思います。

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理由①自動的に昇給

地方公務員は、採用されてから退職するまで毎年ほぼ必ず昇給し続けます。

いかに仕事ができなくても、勤務成績に関わらずです。  

【現役公務員が解説】公務員の年功序列が絶対になくならない5つの理由

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景気動向に左右されない

地方公務員の給料は、

民間のサラリーマン

自営業者

のように、景気動向にほとんど左右されません。

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民間企業であれば、勤務成績が悪いと給料が大幅に下がることがありますよね。

MR.K
たとえ本人がどんなによい成績をあげても、会社そのものが傾いてしまえば給料が下がりますしね

自営業(フリーランサー)だと、サラリーマンよりもっとシビアです。 売上と収入がダイレクトにリンクしているので、とたんに収入が途絶えてしまうリスクすらあるのです。

このようなことは公務員である限り起こりません。

年功序列で毎年10,000円の昇給

地方公務員だと、毎年必ず自動的に昇給します。

あくまでも僕自身の話ですが、採用されてから毎年10,000円前後昇給しています。

年によっては、18,000円ほど昇給したこともありました。

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MR.K
基本給が1万円上がれば、年収にすると12万円もプラスになりますね。

もちろん、昇給幅は若い方が大きく、年齢を重ねるにつれて小さくなっていくのですが、

少なくとも、景気によって給料が下がるということは、ほぼありません。

理由②クビにならない

公務員は、ほとんどクビになりません。

民間企業であれば、会社の都合によって、使い捨てのようにリストラされるのはよく聞く話です。

MR.K
自営業(フリーランサー)だと、会社組織というバッファーがないため、なおさら厳しいのではないでしょうか?

たしかに、公務員にも「分限免職」とよばれる、民間企業でいうところのリストラに似たシステムがあります。

しかし、これはほとんど機能していません。

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コロナウイルス後の状況を見てみれば、公務員がいかに恵まれているかは明らかです。

「犯罪者」でもしっかり守られる

驚くべきは、

公務員であるだけで、罪を犯してもクビにならない

ということです。

「犯罪者」だけではありません。公務員には、メンタル気味の職員が結構います。

なぜ、公務員にメンタル休職者が多いか、ご存知ですか?

クビにできないからなのです。

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理由③休みが取りやすい

公務員は休みが多くて、しかも、 有給休暇を取得しやすい環境にあります。 土日祝日と年末年始のそれぞれ3日間は原則として休みです。それから、年次有給休暇が20日間とプラスαで特別休暇が毎年かならずもらえます。 ちなみに、僕は採用されてからほぼ毎年必ず15日以上は有給休暇を取得しています(1年だけ年間の仕事のマネージメントをミスって10日しか取れなかった年がありますが)。

休暇を取得しやすい環境

しかも、ただ形上たくさんもらえるのではなく、地方公務員の職場はとても有給休暇を取りやすい環境にあります。 ワークライフバランス強化の取り組みとして、年間一定の日数以上、有給休暇を取ることが奨励されています。 ほとんど有給休暇を取っていない職員は、管理職員から指導が入るシステムになっているのです。 僕みたいに自主的に休みをとらない(とれない)職員に対しては、管理職員から

  • 「どの時期が忙しいの?じゃあこの日は大丈夫?休めるかい?」
  • 「仕事どんな感じ?この業務とあの業務は他のみんなで分担するから、この日休んだら?」

といった具合に休みを取れるよう積極的に配慮されていました。

理由④地方で豊かに暮らせる

地方都市という、最強の環境で豊かに暮らせる

地方公務員には、このようなメリットがあります。

僕が地方公務員になってよかったと思うのも、地味にこの理由が一番大きかったりします。

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公務員は年収が低い

などとよく言われますが、じつは地方では年収が高い部類に入ります。

MR.K
「地方」というところがミソですね

たしかに、

  • 大手上場企業
  • 世界的な外資系企業

などと比較すると、地方公務員の年収なんてゴミみたいに低くて嫌になります。

しかし、「地方」というカテゴリーで考えると状況は変わってくるのです。

地方には高収入の民間企業があまり存在しない

年収の高い民間企業が、地方にはあまりありません。

そのため、地方公務員の相対的な年収は高くなるのです。

地方公務員と同水準またはそれよりも高い賃金水準の企業といえば、

  • 地銀
  • インフラ系
  • 大企業の地方支店

くらいと、数えるほどしかありません。

言い方は悪いですが、地方公務員よりもはるかに年収が低いところばかりなのです。

たとえば、

県庁職員である僕

妻の職場の管理職

を比べると次のようになります。

県庁職員

30代

年収500万円〜

地方企業の管理職

40代〜50代

年収300〜400万円

妻の勤め先は、地元ではわりと有名な、規模のでかい会社です。

このことからも、地方公務員は地方では年収が高い存在と言えるでしょう。

地方は物価が安い

では、周りよりもちょっと年収が高いだけで、なぜ豊かに暮らせるのでしょうか?

それは、

地方の物価が安いから

です。

最初に説明したように、年収の絶対額そのものは

公務員の年収は、国家公務員や首都圏の地方公務員と田舎の地方公務員とで、あまり差がありません。

あまり差がないにも関わらず、地方は物価だけじゃなくて土地の値段も安いです。

たとえば同じグレードの賃貸マンションでも、東京と比べた札幌や福岡の家賃は1/3から2/3くらいになりますね。

つまり、東京の地方公務員よりも札幌や福岡の地方公務員の方が毎月数万円も給料が高いと言い換えることができます

土地の値段が安ければ住居費だけではなく、その他のあらゆるサービス料金も安くなります。

首都圏と地方では収入に対する支出の重みが変わってくるため、地方公務員は地方にいる限り年収が高い存在なのです。

しかも、後述するように、「家賃補助」は首都圏の公務員と同じ金額です。

つまり、地方都市の公務員は、クオリティの高い民間賃貸に信じられないくらい安い家賃で住むことができるのです。

理由⑤残業代がちゃんとつく

地方公務員であれば、残業をしたらその分、しっかり残業代をもらえます。

残業したら残業代がもらえるなんて当たり前じゃないか

このように思うかもしれませんが、このような当たり前のことが当たり前

「サービス残業」なんてない

もちろん、サービス残業というものも実体としてあるのです。

サービス残業を回避する方法なんていくらでもあります。

たとえば、毎日少しづつ残るのではなく、一週間に1度まとめて大残業する、などです。

詳しくはこちらの記事で解説していますので興味ある人は参考にしてください。

あわせて読む
現職の県庁職員が明かす!地方公務員のサービス残業の実態と対策

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部署によっては、30分残業しただけで残業代をつけてくれた上司もいました(1,000円くらいでしたが…)。

ここまでガメつくなくても、普通にまとめて残業すれば残業代はもらえます。

「予算の上限を超えると残業代がつかない」はウソ

予算の都合上残業代がつかないというのはウソです。部内の残業代のやりくりをよく知っている元総務課職員の立場として、これについてははっきり No と言えます。 確かに、人件費の予算は課ごとに設定されていましたが、それをオーバーしたからといって直ちに残業代がつかないということはありえません。オーバーした時は、財政課や人事課と協議をしてよく残業代にあてるための人件費を引っ張ってきたり、どっかしら余った事業費予算から流用してくるのです。 突発的に業務で、あっという間に割り当てられた人件費を食いつぶしてしまうことなんてよくあります(例えば、コロナウイルスに対する保健福祉部の業務など)。 災害対応で毎日夜中まで働いているのに、予算を超過したからという理由だけで残業代がつかなければ暴動が起きますよね?当然そんなことがありません。普通に残業していれば残業代はしっかりつきますのでご安心を。

理由⑥福利厚生が充実しすぎ

地方公務員は、手当を含めた給料の高さ以外にも、非金銭的なメリットである福利厚生がとても充実しています。

医療費は実質1.5割負担

ほとんどの現役世代は医療費の自己負担割合は3割ですが、地方公務員は半分の約1.5割になります。 地方公務員をはじめとした公務員には、互助会という福利厚生のための自治組織があるのですが、病院で受診した場合、この互助会が医療費を最大で半額補助してくれるのです。

地方公務員限定の生命保険は保険料がありえないくらい安い

生命保険も互助会が実施しているものがあります。 互助会保険の特徴は、保険料がめちゃくちゃ安いというところです。福利厚生事業の一環として行なっている互助会の生命保険は、民間の生命保険会社の保険と異なり、営利を目的としていないのです。

理由⑦社会的信用が高い

地方公務員になると社会的信用が高くなります。 ここでいう社会的信用とは、なにも親戚や友人、初対面の人からちやほやされるといった実体のない空虚なものではなく、ちゃんと形として目に見えるものです。

クレジットカードが作りやすくなった

学生時代にはクレジットカードの審査にバンバン落ちていたものですが、公務員になってからは、クレジットカードの審査に落ちることがなくなりました。 それどころか、頼んでもいないのにキャッシング枠が100万円とか勝手についていたりするので驚きです。

銀行から有利な条件でお金を借りやすい

公務員だと、銀行からの信用も高いため、融資も受けやすく、かつ、利率もとても低くなります。これを、専門用語では公務員は「属性が高い」と言います。 年収1億円のベンチャー企業の社長よりも、40年間コツコツと生涯年収2億円を確実に稼いでくれる公務員の方が、融資したお金を確実に回収できるので、銀行にとっては返済能力を高く評価されるのですね。 たまに、地元の大手地銀から県庁職員限定のカードローンの勧誘を受けることがありますが、誰でも加入できるカードローンと比べるとありえないくらい低い返済利率が設定されているものです。

おわりに

いかがでしょうか?地方公務員の待遇がいかに恵まれているかということについて、少しはイメージが湧きましたか? 話が少しそれてしまいますが、正直にいうと僕は「勝ち組」とか「負け組」とかいう言葉があまり好きではありません。じつは、「日本人として生まれた時点でみんな勝ち組だろ」とすら思っています。 しかし、いかに日本が恵まれた国であるにしろ、就職先の選択肢がたくさんある中、なるべくコスパがいいところを選びたくなるのは人間心理として当然ですよね。 そして、コスパを考えるとやはり、地方公務員という就職先はひとつの有力な選択肢になってくると個人的には思うのです。

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